普段外を歩いている時に見かけたり、家族や友人との会話で話題に上がったりする、”なんだかよくわからない” 場所。そこには、よくわからないが故に私たちを惹きつける不思議な魅力があります。今回はそんな県内の「おもしろスポット」に編集部メンバーが突撃し、噂の真相を確かめてきました!
~ 目次 ~
・【神戸市東灘区】インパクト大!?首だけのお地蔵さん「くび地蔵」
・【神戸市須磨区】日本一乗り心地の悪いカーレーター!?「須磨浦山上遊園」
・【西宮市】幅〇cmの日本一狭い橋!?「生瀬水道橋(生瀬水管橋)」
・【尼崎市】骸骨だらけの博物館!?「シャレコーベ・ミュージアム」
骸骨だらけの博物館!?
尼崎市にある「シャレコーベ・ミュージアム」
「建物の前を通ったことがあるけどなんだか怖くて入れなかった…」という方も多いのではないでしょうか。ここは、スカルの化学と文化をテーマにした博物館『シャレコーベミュージアム』。いざ心を決め、恐る恐る取材に行ってきたので、その全貌をレポートします(笑)。
同ミュージアムは国道二号線沿いに位置しているため車でのアクセスもよく、足を運びやすい立地です。入口は建物の裏となっているので看板の下をくぐり、敷地内を進んでいくと…。
なんと建物自体も頭蓋骨をモチーフとしていました。創設者のただならぬ頭蓋骨への愛、そしてクリエイティブさに期待が止まりません。
ミュージアムの創設者である故・河本圭司さんは脳神経外科教授であったことから頭蓋骨に興味を持ち、世界各国から6500点以上の展示物を集め、保有。頭蓋骨に関する本も出版されている、脳神経外科の世界では有名な方であったそう。
膨大な数の展示品を保有し切れないこと、頭蓋骨を通して「自分の最後の姿である死。そして人生を見つめ直してほしい」という想いで創設されたそうです。
建物は3階建てで1階は主に雑貨品、2階はインテリア類や子供向けの雑貨や玩具、そして3階はペルーやイギリスなどの世界各国の展示にスタッフさん一押しの「変形頭蓋骨」の展示があります。
階段にもワクワクする展示がたくさんありました!
2階の子供向け展示や玩具の中には、こんなに可愛い絵本も。
そのほかにも世界中でヒットした人気映画のグッズなど、展示内容はおどろくほど多彩。
こちらは世界の頭蓋骨展示。本物の頭蓋骨やレプリカの頭蓋骨、美術品など全てにおいて説明書きがあるので時間の感覚を失ってしまうほど、シャレコーベの世界観に引き込まれていきます。
スタッフさん一押しの「本物の変形頭蓋骨」が展示されている3階では、脳神経外科教授の本気の展示がずらりと並べられていました。新生児からの頭蓋骨の成長過程など、まさに「人生を見つめなおす」という創設者の想いが伝わる展示でした。
最後に筆者が思わず一目惚れした子を紹介します。きっと、恥ずかしがり屋でひっそりと座っていると思うので見つけた時は優しく見守ってあげてくださいね!
場所 | シャレコーベミュージアム(尼崎市浜田町5-49) |
営業時間 | 10:00〜17:00(最終入館16:00) |
オープン日 | 日曜日 |
入館料 | 中学生以上 800円、小学生 500円 |
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